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おいしさの秘密

格別のおいしさを誇る「夜須のフルーツトマト」。

格別のおいしさを誇る
「夜須のフルーツトマト」。

実は、高知県は“フルーツトマト”発祥の地です。
そのおいしさの秘密をご紹介します。

そもそも、“フルーツトマト”とは品種の名前ではなく、水分を極力抑えて栽培することにより、糖度が高くなる高糖度トマトのことです。

香南市夜須町は、南国土佐の温暖な気候、また全国でも非常に日照時間が長く園芸が盛んな地域です。この環境を最大限に生かし、「夜須のフルーツトマト」は太陽の恵みをいっぱいに受けて栽培されています。水分を極力抑え、トマト自らの力を極限まで引出すことにより、糖度が高く、果肉がとっても濃くて甘みと酸味のバランスが絶妙な、おいしさが“ぎゅっ”と詰まったフルーツトマトが出来上がるのです。

栽培の特徴

極限まで水分を抑えるため、水分を緻密にコントロールしながら栽培するという
高い技術力が求められます。まさに、水分コントロールが命とも言えます。
そのため、生産者は生育に最適な環境を整えるために、きめ細かな管理を行っています。

立体栽培

その1立体栽培

恵まれた日照時間の長さを最大限に生かし、太陽の光をいっぱいに浴びることができるよう立体栽培を採用しています。
防根透水シート

その2防根透水シート

夜須のフルーツトマトは、水は通すけれど根を通さない特殊なシートを埋め込み、大地から隔離した状態で栽培されています。これによって毎日の土壌水分をコントロール出来るようになり、高品質なフルーツトマト栽培が可能になりました。
世界最高基準のドリップチューブ

その3世界最高基準の
ドリップチューブ

世界最高水準の均一かん水を可能にしたチューブを取り入れ、季節や天候に応じて、一株あたり50cc刻みのきめ細かい水掛けが可能になりました。この精密な水掛を1日に2~3回続けることで、高糖度のフルーツトマトの生産を展開しております。
有機質資材

その4有機質資材

防根透水シート内の土は限られており、微妙な水分調整を行わなければなりません。そのベース作りとして土壌の三相バランス(土・水・空気の割合)を整えることを行っています。各圃場の土壌特性に合わせ、堆肥やヤシガラ、ピートモスなどの有機物を入れ健全で食味の良いフルーツトマトを育てています。
環境制御

その5環境制御

環境制御機器を導入することにより、ハウス内のコントロールやデータの検証が出来るようになり、安定したフルーツトマト作りが可能になりました。また、炭酸ガス発生装置を用いてフルーツトマトの光合成を増加させることが可能になりました。
  • 環境制御1
  • 環境制御2